富士山登頂&ご来光
先日友人と一泊二日で富士山の山頂からのご来光を拝むことと、富士山最高峰の剣ヶ峰への登頂を行ってきました。2023年の目標の一つをクリアしました!
自分の体力に自信があり、少し舐めていましたがけっこう大変だったので、そのレポートを記したいと思います。
登山ルート
今回の登山ルートは、富士スバルライン五合目を出発する吉田ルートです。
富士山を登頂する人の半数がこちらのルートを利用しており、難易度も易しいとのことです。
一緒に登った友人とは、富士山から正反対の方向にあるため、富士スバルライン五合目の現地集合をしました。
夏真っ只中のこの時期はとても混雑するとの情報があったので、休日ではなく平日に登頂することにしました。
富士スバルライン五合目
バスで富士スバルライン五合目まで一気に駆け上がりました。
標高はこの時点でおよそ2,305mなので、私の今まで登頂したどの山よりも高い高さにすでになってしまいました。
ここでは、少し涼しいくらいの体感温度で、酸素の薄さもそこまで感じませんでした。
トイレは公衆トイレがあり、ここまでは無料で利用することができます。
トイレの中はごみがけっこう散乱していて、しっかりと持ち帰れよと思いました。自分勝手な人はどこにもいるみたいですね。
周りは、外国の方がけっこう多い印象でした。やはり、日本の誇る世界遺産なだけあります。
天気も晴々としていて、運が良かったかなと思います。(ちょうど帰宅時に雨が降り始めました。)
五合目~八合目(小屋)
六合目までは、ほぼ平坦な道が続きました。
馬にも乗って移動ができるみたいで、この調子なら楽勝だなと思っていました。
ただ、晴々としていたので汗はかなりかきました。
リュックが登山用のリュックではなく、上着なども含めると荷物がすべて入らなかったので、リュック+小物入れを持って登っていました。
六合目から七合目にかけて、傾斜もきつくなりはじめました。
初めの方はリズム良く登れていましたが、だんだん頭がすこしずつ痛み始めました。
高山病です。痛みは幸い少しでしたので登り続けることはできましたが、力が入らずにすぐにばててしまいました。
七合目から小屋までは、死に物狂いです。ジグザグな山道ですが、折り返しが来るたびに休憩を取りながら進みました。相方は山登りの経験が多く、体力もあったため平気そうな顔をしていました。休憩をとると汗ですぐに体が冷えてしまい、暑いのか寒いのか危険な状態でした。
10時に5合目を出発し、およそ15時くらいになんとか八合目の小屋にたどり着くことができました。
上江戸屋
今回宿泊した小屋は、本八合目に位置する「上江戸屋」です。
頂上まで、90分ほどで登れるので、ご来光目当ての登山者には最適な山小屋です。
ご飯も小屋の中で食べることができます。(今回は素泊まりプランにしていたのでご飯はついてきませんでした。そのため、持参した食料を食べました。)
寝床は、横に長く連なった二段ベッドのような形式でした。寝袋もついているので、とても暖かくぐっすり眠ることができました。
~山頂まで
19時くらいには就寝して、ご来光を観るために翌朝2時に出発しました。
驚いたことに、とても混雑していて、登山道が渋滞していました。
7合目あたりに宿泊した登山客もこの時間帯に8合目あたりを登ってくるため、非常に混雑していました。
登山道も狭いので、スローペースでの登りが続きました。(頭が少し痛い状態だったので、けっこう助かりました。)
渋滞は山頂まで続き、午前3時半ころに山頂に到着しました。
山頂についてからは、日の出までの間席で相方と話したりして時間を潰していました。
東京の真冬並みの気温だったため、とても寒く凍え死にそうでした。
しかし、空は一面の星空でかなり綺麗で感動したのを記憶しています。
ご来光
そして、午前4時45分頃に待ちに待ったご来光を拝めることができました。
雲があるのでしっかりと見ることができないかと思っていましたが、赤い点のような形でその姿は現し始めました。
周りにいたご来光を待ち望んでいた登山客も、一斉にざわめきだしみんなで写真撮影タイムが始まりました。
一生に一度は見ておきたいと思っていたこの瞬間は、今後忘れることのない非常に良い思い出になりました。
富士山最高峰剣ヶ峰
ご来光を拝んだ後は、富士山山頂を一周まわるお鉢参りです。
富士山の火口はとても大きく、以前伊豆の大室山でみた火口の数倍の大きさでした。
ぐるっと半周ほど回ったところに、日本最高峰の剣ヶ峰(標高3,776m)に辿り着くことができました。
今日本に地に足を付けている誰よりも高いところにいると想像すると、てっぺんを取ったような勝利に満ちた感情になりました。
写真を撮りのに大勢の列をなしていましたが、しっかりと写真を撮ることができました。
下りはジグザグの坂道が永遠続く形で、体力は奪われないのですが、足の筋肉への負担はとても大きく、案の定筋肉痛になりました。
まとめ
日本一の富士山を登り、ご来光を拝み、最高峰に登頂することができました。
健康なうちに、この経験をすることができて本当に良かったと思います。
まだまだやりたいことはたくさんあるので、どんどん経験していきたいと思います。
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