広島(宮島・尾道)

今年のGWは、彼女と広島県に旅行に行きました。
今年の初めに宮城県の松島に行ったので、日本三景の繋がりで宮島に行くことになりました。
また、私自身中国地方に行くのが初めてだったので行ってみたいということで2か月ほど前から旅館を予約しました。
5月中旬にG7の広島サミットが予定されていたため、空港はロッカーがすでに制限されていたりと厳重な警備となっていました。
直前まで雨でしたが、私たちが旅行した3日間だけ天候は快晴となり、恵まれた中で観光することができました。
では、旅先について紹介していきたいと思います。

原爆ドーム

広島空港から広島駅までリムジンバスで向かい、まず訪れたのは原爆ドームです。
負の世界遺産とも呼ばれている原爆ドームのには、たくさんの外国人の方が訪れていました。
平和記念公園の中には、重要文化財に指定されている平和記念資料館もあり、私たちは原子爆弾の悲惨さを目の当たりにしました。とてもつらい想いでしたが、日本人として目をつぶってはいけない過去の事実として受け入れる必要があると思いました。

原爆ドーム
平和記念公園

みっちゃん(お好み焼き)

お腹を空かした私たちは、広島名物お好み焼きで有名なみっちゃん総本店に向かいました。
多くの人で行列になっていましたが、回転が早かったのでそこまでたくさん待たずにお好み焼きを食べることができました。
お好み焼きの下にひいてある麺の焼き具合がとても絶妙で、くどくなく非常に美味しいお好み焼きでした。
広島に来たらぜひ食べたいグルメの一つだと思います。

みっちゃん総本店
お好み焼き

宮島

みっちゃんでお腹を満たした後、広島電鉄に揺られながら宮島に向かいました。
宮島口からは、フェリーが出ていてそのまま船に乗って宮島に渡りました。

宮島口フェリー乗り場
フェリー

写真の通り快晴だったため、風に揺られながら島を眺めるのはとても心地よかったです。
フェリーからは厳島神社の鳥居も眺めることができました。

日本三景宮島

宮島には野生の鹿が生息していました。
奈良の鹿とは違い、どの鹿もおっとりしていて、見ているだけでのんびりできました。
(宮島の鹿は奈良の鹿よりも古くから生息しているみたいで、陸から泳いできて繁殖したという話もあります。)

宮島の鹿

厳島神社

宮島には、世界遺産に登録されている国宝厳島神社があります。
昨年12月に鳥居の大改修工事が終了し、完全体を拝めることができました。
干潮時は、写真のように干潟地点に足を踏み入れることも可能となっています。

厳島神社
内部からみた鳥居
神社内部

天心閣(伊都岐珈琲)

神社を後にした私たちは、おやつを食べに事前に調べていたカフェ、天心閣に行きました。
天心閣は島の高台にあるカフェで、海や五重塔を一望できます。
インスタ映え間違いなしの写真を撮ることができます。
ティラミスもとてもふわふわした触感で非常に美味しかったです。

カフェからの眺め
ティラミスと五重塔

ホテル宮島別荘

一泊目に宿泊したホテルは、宮島桟橋すぐそばの宮島別荘です。
和モダンをモチーフにしたホテルとなっていて、大浴場は畳敷きの展望風呂でした。
エントランスには、ジブリを連想させるような中庭があり、コーヒーを嗜みながら宮島のゆっくりとした時間の流れを味わえます。

宮島別荘エントランス
客室

夕食はバイキングとなっていて、地産地消の厳選された食材をお腹いっぱい堪能することができました。
特に、焼き牡蠣とお肉は絶品でした。

バイキング
焼き牡蠣おかわり

しまなみ海道

広島旅行二日目、まず宮島を後にした私たちはJRで広島駅に向かい、レンタカーを借りました。
そして、高速で尾道、しまなみ海道方面に向かいました。

しまなみ海道

万田発酵 HAKKOパーク

しまなみ海道ドライブでまず訪れたのは、因島にある万田発酵HAKKOパークです。
5年前にオープンした新しいスポットで、海を一望できるガーデニングや、ヤギの餌やり、工場見学ができる観光地となります。
ガーデニングはとても魅力的な広場になっていて、足湯につかりながら海からの潮風にあたることができました。
工場見学では、万田酵素の歴史や製法などを学ぶことができ、サンプルとして万田発酵ドリンクをいただくことができました。

HAKKOパーク エントランス
ガーデニング
しまなみ一望
やぎに餌やり
発酵樽

未来心の丘(耕三寺)

因島を出て次に向かったのは、隣の生口島です。
一つの島にだいたい一つの高速出入口があるので、高速に乗って橋を渡ったらすぐに降りる形となっています。
未来心の丘は、耕三寺の内部にある白い大理石の庭園で、彫刻家杭谷一東の作品です。
イタリア・カッラーラで採掘された大理石をコンテナ船ですべて運んできたものを用いているそうです。
あたり一面が白い大理石のため、太陽光が反射して非常に眩しかった覚えがあります。

未来心の丘エントランス
モニュメント

耕三寺は、浄土真宗本願寺派の寺院で「母の寺」と呼ばれています。
タイやカンボジアにある寺院のような印象を受けました。
地獄峡と呼ばれる洞窟は、内部に複数の石像や地獄絵図などの作品が飾ってあり、さらに温度も涼しかったこともあり、かなり怖い印象を受けました。

寺院(耕三寺)
五重塔(耕三寺)
地獄峡

耕三寺周辺は、檸檬やみかんなどの柑橘系の果物を販売している商店が多くありました。
私たちは、濃厚な檸檬ジュースを飲みさっぱりとしました。

大三島(多々羅展望台)

しまなみ海道を渡り切りたいと思っていましたが、時間の関係上、隣の島の大三島で引き返すことにしました。
(一応大三島は愛媛県に属するようなので、愛媛県に足を踏み入れたことになります。)

ここでは、生口島と大三島を繋ぐ多々羅大橋を一望できる展望台に参りました。
しまなみ海道は、サイクリングロードとしても有名なので、ロードレーサーも多くいました。

多々羅岬
多々羅大橋

尾道

HOTEL BEACON Onomichi

二日目に宿泊したホテルは、尾道駅校舎内にあるHOTEL BEACON Onomichiです。
開放感ある空間と、クラッシックモダンなインテリアをモチーフに、部屋ごとコンセプトが異なるホテルです。
私たちが宿泊した部屋は、天井がとても高い解放感あふれる部屋でした。
尾道駅校舎内のホテルですが、電車の音などはほとんど気になりませんでした。

BEACONエントランス
客室(BEACON)

Hotelの近くには、尾道の港があり、オーストラリア(ケアンズ)の海辺を彷彿とさせる港町となっていました。
夜風にあたりながら、海辺の道路を歩くのは気持ちよかったです。
また、ONOMICHI U2といった複合施設も近くにあり、ショッピングなども楽しむことができます。

港町道路
U2 (複合施設)

夕食では、近海であがる鮮魚のシーフード料理、グリル料理を堪能しました。

生牡蠣
シーフード料理
グリル料理

PEAK(千光寺頂上展望台)

最終日、尾道近くにあるロープウェイを利用して、千光寺頂上展望台「PEAK」に行きました。
芸術的な螺旋階段と接続されている展望デッキからは、尾道水道を大パノラマで楽しむことができました。

螺旋階段
展望デッキからの大パノラマ

尾道ラーメン

尾道といえば、尾道ラーメン!
ということで、尾道商店街にある「麵屋 響」で尾道ラーメンを堪能しました。
展望台散策でかなりお腹を空かしていたので、より一層美味しく感じました。
魚介だしも聞いていて、濃厚な尾道ラーメンでした。

尾道ラーメン 響
尾道ラーメン

まとめ

今回は2泊3日の長旅でした。
広島は初めて訪れましたが、ゆったりとした時間が流れる宮島、絶景を楽しめるしまなみ海道、おいしいグルメを堪能できる尾道など、非常に魅力的な観光地で、良い思い出になりました。
また今度訪れたいです!

日本国内

Posted by okuribito