アメリカ(グランドサークル ラスベガス)
アメリカ駐在生活では、とにかく旅行に行きまくることを目標としました。
まず初めの行先に選んだのは、グランドサークルとラスベガスです。
アメリカの広大な自然を堪能できるグランドサークルにはツアーとして参加し、眠らない街として名高いラスベガスを含めて2泊3日で行くことにしました。
ハリーリード国際空港
ダラス・フォートワース国際空港からラスベガスのハリーリード国際空港までおよそ3時間。
スピリット航空というLCCを使用して向かいました。
オンラインチェックインをしてスムーズに飛行機に乗り込みました。
遅延が多いと言われるアメリカの飛行機ですが、今回は時間通りにラスベガスに到着。
飛行機から降りると驚くことに、たくさんのスロットマシンがありました。
ツアーの待ち合わせ時間もあるので、空港からUberで待ち合わせ地点のルクソールホテルへと向かいました。

グランドサークルツアー
ルクソールホテル&カジノ
ラスベガスの中でもひと際目立つホテルのルクソールホテル&カジノ。
ピラミッドの形をした特徴的なホテルは、バーやカジノなどのエンターテインメント施設も併設されており、老若男女問わず楽しめることができる施設です。
今回こちらに宿泊はしませんでしたが、内部に潜入し雰囲気を味わうことができました。
スフィンクスの像もそびえたっており、深夜に見るとより一層圧倒されました。
ツアーのバスと合流をし、グランドサークルツアー開始です。

レイクパウエル(Lake Powell)
まず最初の目的地は、アメリカで第二位の人口池であるレイクパウエルです。
特にそのレイクパウエルを一望できる、Wahweap Overlookに行きました。
レイクパウエルはロッキー山脈の雪解け水からできる湖ですが、近年の地球温暖化の影響で水位は減少傾向にあるようです。
展望台からはアメリカの広大な大地を一望でき、日本ではあまり見ることができないスケールを実感しました。
ツアーガイドは写真を撮る絶景ポイントや、おすすめポーズなど様々な情報を教えてくれて、たくさんの記念写真を撮ることができました。

ホースシューベンド(Horseshoe Bend)
続いて向かったのは、ホースシューベンドです。
コロラド川が長い年月をかけて崖を侵食し続けて形成された、馬蹄型の渓谷になります。
片道1kmほどの道を歩くと、雄大な自然と絶景が広がる展望スポットに到着します。
崖の高さは約300メートルほどもあり、崖の瀬戸際までいくと足がすくみます。(多数の転落者が出ているスポットです。)
崖に足をかけながら写真を撮ると、こわばった表情の自分が写っていました。
高いところが苦手な人でも、現在は多くの場所に柵が設けられているので、安心して観光することができます。

アンテロープキャニオン(Antelope Canyon)
Windowsの背景画像にも使われていそうな幻想的な光景を楽しめるのが、アンテロープキャニオンです。
長年の間、鉄砲水と風によって砂岩が侵食されることによって、奇妙な形状が形成されました。
先住民族であるナホバ族の居住エリアの一角に位置するため、見学にはナホバ族のガイドが必要となります。
2,30年ほど前までは、ほとんど観光地として知られていませんでしたが、スマホをはじめとしたデジタルカメラが流通するようになってから一気に有名となり、今ではアメリカの世界的な観光地の一つになっています。
今回私たちが行ったのは、洞窟のような狭い渓谷となっているローワーキャニオンです。
急な階段(ほとんど梯子)を下り、全長およそ400mほどの渓谷を探検するように楽しむことができました。
スマホで撮影すると神秘的な写真を撮ることができ、一生の記念になります。

モニュメントバレー(Monument Valley)
中継地でオフロード車に乗り換え向かった先は、モニュメントバレー。
アメリカの原風景とも言われ、広大な赤茶色の地層が連なるエリアを探索しました。
高さ300mにも及ぶ巨大な石が点在しており、オフロード車で力強く悪路を駆けるのはとても気持ちが良かったです。
バックトゥザフューチャーの撮影場所として使われたポイントもあり、見どころたっぷりの観光スポットでした。(砂埃がたくさん舞うのでマスク推奨です。)

フォレストガンプ ポイント(Forrest Gump Point)
砂埃で髪の毛がカチカチになった状態で次に向かったのは、フォレストガンプ・ポイントです。
みなさん、トム・ハンクス主演のフォレストガンプという映画はご存じでしょうか?
有名な映画なので知っている人は多いと思いますが、アメリカを横断していたトムハンクスが走るのを突然やめた最後の場所がこちらのフォレストガンプ・ポイントになります。
道のわきに車を止めて、このひたすら長く続く道路の景色を楽しみます。
車が途切れたタイミングで、道の真ん中で写真を撮影している観光客がたくさんおり、私たちも撮影を行いました。
ツアーガイドさんが、この場所で実際のフォレストガンプの該当のシーンを流して解説してくれたのが、とても面白く印象的でした。

キャメロンホテル(Cameron)
今回の宿泊施設は、Cameron motelです。
こちらはかつて西部開拓時代に、先住民と開拓者が物々交換などの取引をした交易所として栄えていたそうです。
現在は、ホテルと併設してお土産や売店などの施設もあります。
部屋はロッジのような雰囲気で、とても広々とした空間でした。
夜ご飯は、併設されているレストランでロースト ビーフを堪能しました。
翌日が早いというのと、ほとんど徹夜状態だったということもありすぐに就寝しました。

グランドキャニオン国立公園
一生に一度は見てみたい絶景としてグランドキャニオンが良く挙げられますが、今回は日の出の絶景を見ることに成功しました。
早朝3時半頃にホテルを出発。
まずは、デザート・ビュー・ポイントに向かいます。
デザート・ビュー・ポイント(Desert・View・Point)
デザート・ビュー・ポイントには展望台がありましたが、早朝のため開いていませんでした。
薄暗い中歩いていくと、絶景スポットが目前に現れます。
日の出時刻まで待つこと数分、ついに念願だった日の出の絶景を拝めることができました。

ヤバパイ・ポイント(Yavapai・Point)
グランドキャニオンにはいくつかの絶景ポイントがありますが、非常に有名なポイントのうちの一つがヤバパイ・ポイントです。
人気スポットだけに観光客がけっこういましたが、広大な大地をひしひしと感じることができました。

ブライト・エンジェル・ロッジ(Bright Angel Lodge)
ヤバパイ・ポイントから車で数分のところに、ブライト・エンジェル・ロッジという宿泊施設があり、こちらにカフェや売店も併設されていたので、朝食を取りました。
カフェでブリトーとパンを購入し、グランドキャニオンの絶景を見ながら食事。
ゆっくりとした時間の流れを感じました。

セドナ(Sedna)
グランドキャニオンを出発し向かったのは、レッドロックの国と言われるセドナです。
多くの資産家や有名人も別荘を構えるほど美しい街です。
所々にオブジェなどが設置されていて、景観がとても素晴らしいと感じました。
チャペル オブ ザ ホーリークロス(Chapel of The Holy Cross)
チャペル オブ ザ ホーリークロスは、赤岩の山頂に教会を構える神聖な場所です。
教会からは、セドナの美しい市街地を一望でき、ベルロックをはじめとしたボルテックスを一望することができます。
駐車場が少なく非常に混雑するため、私たちは途中でクルマから下車し、歩いて教会まで登りました。

エアポートオーバールック(Airport Overlook)
4大ボルテックス(Vortex)の一つであるエアポートメサに位置する、エアポートボルテックスで360度のパノラマビューを楽しみました。
大地のエネルギーが放出されている地点をツアーガイドに教えていただきました。
私は感じませんでしたが、人によっては手をかざすことによって痺れを感じる人もいるようです。

アップタウン(Uptown)
セドナの市街地では、お土産屋さんやアートギャラリー、飲食店が立ち並び、非常に多くの観光客が賑わいを見せていました。
私たちは、Canyon Breeze Restaurantで、ハンバーガーを食べました。
アップタウンの美しい街並みを横目に、心地よい風を感じながらの食事は最高でした。

ルート66 エンジェルズ バーバーショップ
ツアー最後の観光スポットは、セリグマンの街で有名な観光スポットの一つである、エンジェルズバーバーショップです。
ルート66の復活に尽力したエンジェル・デルガディーロ氏が経営していた場所として知られており、現在はギフトショップとして経営されています。
私たちはこちらで、マウスパッドと恒例のマグネットを購入しました。
セリグマンは、映画カーズのモデルになった街としても知られており、バーバーショップの隣にはカーズのクルマの模型なども展示されていました。

ラスベガス市街
フリーモントストリート
ツアーから帰宅した私たちは、ストリップの北側に位置するフリーモントストリートへ向かいました。
バスでストリップを北上すること30分。ついにフリーモントストリートに到着しました。
眠らない街として有名なラスベガスですが、まさにその通りであることを実感しました。
カラフルなbarrel vault canopy(アーチ型の天井)があるその通りは、夜遅く(PM10時頃)にも関わらず、たくさんの人で賑わっていました。
ラスベガスでどうしてもやりたかったアクティビティの一つが、SLOT ZILLAです。
SLOT ZILLAは、このアーチ型の天井のあるストリートの上空を通り抜ける爽快感抜群のアトラクションです。
私たちは受付を済ませて、スタート地点までエレベータで向かいました。
臨場感は、Youtubeの方で見ていただきたいのですが、非常に気持ちが良かったです。
スーパーマンのような恰好で、たくさんの人を見降ろしながら飛ぶのは最高の想い出になりました。

カフェ
最終日はラスベガスのストリップ沿いにあるお店を散策しました。
お昼に向かったのは、Urthcaffeです。ロサンゼルス発祥のオーガニックカフェで、日本にもあったようなのですが2025年3月末に全店営業が終了したようです。
私たちはこのお店で、ワッフルを食べました。
甘いもの好きの私にとってはとても美味しかったです。

Welcome to Fabulous Las Vegas
「Welcome to Fabulous Las Vegas」は、ラスベガスの有名な看板として知っている方も多いのではないでしょうか?
昼間から多くの観光客であふれかえっており、写真撮影を行うまでおよそ30分ほど待ちました。
看板の下には、ボランティアの男性が写真撮影のサービスを行っており、様々なポーズを提案してくれた上に、写真を撮影してくれました。
まだ真夏ではなかったのですが、日差しがとても暑かったのを覚えています。

まとめ
アメリカに来て初めての長距離旅行でした。
少ない日数ではありましたが、グランドサークルの有名どころを周れたり、日本にいた時からやりたいと思っていたアトラクションを行うことができたりと、とても充実した旅でした。
これから1年はさらにたくさん高頻度で旅行に行き、アメリカ生活を存分に楽しみたいと思います。
また、リアルな雰囲気を動画としてまとめておきたいということで、Youtubeに旅の記録をまとめてみました。
動画編集初心者なので、これからどんどん編集していき、上達していきたいと思います。