【エッセンシャル思考】なぜ忙しいのに成果が出ないのか
みなさん、こんにちは。
最近本を読めていないと思ったので、ゴールデンウィークをしっかりとインプットに使っていきたいと思います。
ブログで本を紹介するのは、今回が初めてです。
記念すべき1冊目は、「エッセンシャル思考」です。
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする [ グレッグ・マキューン ]
皆さん、仕事やプライベートでも時間が足りないと思ったことはないでしょうか?
私は、常に時間が足りません。
やりたいことがたくさんありますが、結果として全部中途半端になってしまうということが多々あります。
そんな社会人の方々に是非読んで欲しい本となります。
感想
振り返ってみると、学生の頃から私はタスクに追われていることが多かったと思います。
頼まれると断れないタイプの人間なので、心では嫌だと思っても笑顔で引き受けてしまい常に時間に追われていました。
社会人になっても上司から言われるタスクはすべてをこなそうとして、家に仕事を持ち帰ってタスクを行ってしまっています。
目の前の仕事にこなすことで一杯一杯になって、本当に大切なことを考える時間がありません。
ただ、忙しい日々をすごしていることそのものが、充実していると勘違いをしている自分がいることも事実です。
本書の内容は、そんな考えを根底から覆すものでした。
「本質的な物事を見極め、それ以外を排除し、最小の時間で最大の成果を出す」
成功のパラドクスというパラドクスが本書では初めに紹介されています。
優秀な人間は、成果を出すと他人からあらゆる仕事を依頼され、どんどんタスクが多くなる。
結果、どのタスクも中途半端になってしまい、本当に重要な仕事で成果を残すことができなくなるというパラドクスです。
私は決して有能ではなく、ただ断れないという性質の人間のため、雑用などを多く振られてしまいます。
断るとその後の人間関係が悪くなってしまうと思ってしまうからです。
しかし、本書ではノーということが長期的な目線で信頼を獲得できる方法の一つであることを複数の事例を引用して述べられています。
ただ全部が全部すぐにはノーと言えないことも現実としてあると思います。
断固としてノーというのではなく、条件をつけることで上手に断っていく方法を身に着けて、少しずつ取り入れていきたいと思いました。
なんでも引き受けてくれるいい社員を脱却し、本質的に必要なことは何かを問い続け、最小限の時間で最大限の成果を出していきたいと思います。
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